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バーコンのSuper Waveブログ 1号館

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任天堂「Wii U」日本国内向けの生産を近日終了 約4年の歴史に幕

ゲーム

バーコンニュース No.426

2016年11月11日、任天堂(本社:京都市)が主力の据置型ゲーム機Wii U』の日本国内向けの生産を近日終了することがわかった。プレスリリースの公表はなく、自社ホームページにひっそりと「近日生産終了」と表示されただけである。
2016年3月期の決算説明会資料にて、2017年3月期のWii Uの生産・出荷数は2016年3月期に比べ大きく減少する見込みであると発表していた(新ハードへの移行に伴い、総合的な需要予測等を踏まえ80万台の出荷を予定)。2017年3月期第2四半期決算短信によれば当第2四半期(2016年4月~9月)のWii U販売台数は56万台で、これは想定に沿った動きであるとのこと。
Wii Uは2012年12月8日に発売。2016年9月末時点で全世界でハードウェア1336万台、ソフトウェア9235万本を販売した。
Wii Uの不振は任天堂がその前に販売していた据置型ゲーム機で世界で1億台が売れた『Wii』と比べると鮮明だ。敗因は外部のソフトメーカーから発売されるソフトの不足にある。1年間に発売された国内向けソフトは任天堂の自社ソフトを含めWiiではピーク時に118種類あったが、Wii Uはわずか30種類。4倍の差がついた。累計でもWii463本に対しWii U109本だ。
あだとなったのは最大の特徴である液晶画面付きコントローラー『Wii U GamePad』だ。ソニーインタラクティブエンタテインメントの『プレイステーション4(PS4)』などライバルのゲーム機が1画面だけを使うの対し2画面を使うWii Uはソフト開発に手間がかかる。任天堂自身は特徴的な操作性を生かした、新規タイトル『スプラトゥーン』が販売400万本を超えるなど成果を残した。
ただ裏を返すとスプラトゥーンのように、Wii Uならではの楽しみ方を盛り込まなければソフトのヒットは難しい。一つのソフトをPS4や携帯ゲーム機などにも展開することで多額の開発費を回収するソフト会社にとって、Wii Uはソフトを出しにくいゲーム機になってしまった。
2015年に亡くなった岩田聡前社長はかねて「プラットフォーム(ゲーム機)が普及するかどうかは勢いで決まる。一旦勢いを失うと、いろいろな効果が全部逆方向に作用する」と語っていた。Wii Uは結局この指摘から抜け出せず、2016年春には一部部品が生産終了となっていた。
任天堂は2017年3月に、据置型と携帯型のハイブリッドゲーム機『Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)』を発売する。ゲーム機ビジネスでは後継機の発売後も前モデルの生産を続け、ゆっくりとバトンタッチしていくのが一般的だ。早めにWii Uを生産終了することで背水の陣をしいた任天堂。スイッチは文字通り、任天堂の局面を大きく変える事業になりそうだ。